ワイキキはハワイを代表するリゾートスポットで、オアフ島・ホノルル(ハワイ州の州都)の南東部に位置しています。エリア一帯にはホテルやレストラン、ショッピングセンターが立ち並び、バケーションを過ごす人々で賑わっています。
ワイキキでもっとも人気のある場所といえば、やっぱりビーチ。ワイキキの海は年間を通して穏やかなので、さまざまなビーチアクティビティを楽しめます。
ワイキキビーチには、エリアによって個々に名称があります。細かく区切ると7~8つのエリアがありますが、この記事ではメインとなる4つのビーチをご紹介します。
ワイキキの人気ホテル12選
目次
ワイキキビーチの概要
ワイキキビーチは、次の4つのエリアに分けることができます。
もっとも西にあるのがヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前のデューク・カハナモク・ビーチです。そこから東(ダイヤモンドヘッド方面)へ順に、クヒオ・ビーチ、クイーンズ・ビーチ、カイマナ・ビーチと続きます。端から端までは距離にして約3.2キロメートル、徒歩で45~60分ほどかかります。
以下に各ビーチの特徴をご紹介します。
ワイキキビーチの地図
【デューク・カハナモク・ビーチ】ファミリーに人気のヒルトン前ビーチ
デューク・カハナモク・ビーチ(またはフォート・デ・ルッシー・ビーチ)は、デューク・カハナモク(1890~1968)にちなんで名付けられたビーチで、デュークが幼少期に泳ぎを覚えた場所として知られています。
ビーチはヒルトン・ハワイアン・ビレッジと直結しているので、スナックやドリンクが欲しくなったら、ビレッジ内のABCストアやスターバックスなどのショップで調達可能です。
デューク・カハナモクは、オリンピック4大会に出場した実績を持ち、100メートル自由形では金メダルを獲得した人物。また、すぐれた記録を残しただけでなく、温厚で誰をも受け入れるような、いわばハワイアンにとって「アロハスピリット」を体現する存在だったと伝えられています。
ライフガード | ○ |
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トイレ | ○ |
シャワー | ○ |
おすすめアクティビティ | スノーケリング、サーフィン |
地図 | Google Map「Duke Kahanamoku Beach」 |
【クヒオ・ビーチ】ワイキキビーチのど真ん中
クヒオ・ビーチは、人気ホテルの「モアナサーフライダー」からカパフル・アベニューの延長上にある桟橋(ワイキキ・ウォール)まで、全長およそ800メートルのビーチです。カラカウア・アベニューからすぐにビーチへ入ることができるので、もっとも旅行者が多いエリアです。
クヒオ・ビーチはもともとクヒオ王子(1871~1922)の邸宅のあった場所です。クヒオ王子はカピオラニ王妃の甥で、20世紀初頭に政治家としてハワイアンのために貢献した人物として知られています。ビーチ沿いにクヒオ王子像があるので、ぜひ探してみてくださいね。
銅像といえば、クヒオ・ビーチ随一のフォトスポットはデューク・カハナモク像になります。先述の「デューク・カハナモク・ビーチ」沿いにあれば分かりやすいのですが、デューク像はクヒオ・ビーチ沿いにあります。
また、そこから50メートルほどの場所(ホノルル警察の出張所横)には、何世紀にも渡りこの地に置かれている伝説の石「ヒーラーストーンズ・オブ・カパエマフ」(The Healer Stones of Kapaemahu)が鎮座しています。神聖な石として大切にされているので触れることはできませんが、すぐ近くで見ることができます。
ライフガード | ○ |
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トイレ | ○ |
シャワー | ○ |
おすすめアクティビティ | スノーケリング、サーフィン |
地図 | Google Map「Kuhio Beach」 |
【クイーンズ・ビーチ】カフェやグルメ通りのアクセス◎
クイーンズ・ビーチは、ワイキキの東に位置するカピオラニ公園と隣り合わせにあるビーチです。ビーチ内にはバレーコートが設置されており、連日ビーチバレーを楽しむ人々でにぎわっています。ビーチは東へ進むほど狭くなりますが、その先には人気カフェ「ベアフット・ビーチカフェ(Barefoot Beach Cafe)」があります。
【関連・参考サイト】
Barefoot Beach Cafe
ビーチ沿いに並行して走るカラカウア・アベニューには、ホノルル動物、グルメ街道として名高いカパフル・アベニューとモンサラット・アベニューもあります。
ライフガード | ○ |
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トイレ | ○ |
シャワー | × |
おすすめアクティビティ | ボディボード |
地図 | Google Map「Queens Beach」 |
・【カピオラニ公園】ダイヤモンドヘッドを一望できる最高の場所はここ!
・グルメ街道 カパフル・アベニューのおすすめ15店
・おしゃれなカフェたくさん! モンサラット・アベニューのおすすめ9店
【カイマナ・ビーチ】読書やお昼寝、のんびり過ごしたいときに
カイマナ・ビーチは、ワイキキウォーメモリアルナタトリウム(戦争記念水泳場)の横にある小さなビーチ。ワイキキビーチのもっとも東に位置しています。ハワイアンモンクシール(あざらし)の子育てが見られる場所としても知られています。
ワイキキ中心地の賑やかなムードとは一転してよりローカル感が増します。ビーチで読書を楽しむなどゆっくり過ごすのに最適なエリアです。
ライフガード | ○ |
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トイレ | ○ |
シャワー | × |
おすすめアクティビティ | スノーケリング、サーフィン |
地図 | Google Map「Kaimana Beach」 |
ワイキキでビーチアクティビティを楽しむなら
ワイキキビーチで1日過ごすなら、パラソル(ビーチアンブレラ)とチェアのレンタル、場合によってはサーフィンなどのビーチアクティビティにトライしたくなるかもしれませんね。
そんなときは、1955年創業の老舗店「ワイキキ・ビーチサービス」の利用がおすすめです。受付は、人気ホテル「ロイヤルハワイアンホテル」と「シェラトン ワイキキ」の2か所にあります。
【関連・参考サイト】
Waikiki Beach Services
パラソルのレンタル
パラソル1つと椅子2つのセットでレンタルできます。料金は1日(7~17時)95ドル(税抜)です。公式サイトで事前予約も可能です。
サーフィン、サップ体験
ワイキキビーチを含むオアフ島のサウスショアは年間をとおして波がおだやかなので、サーフィンやサップ(スタンド・アップ・パドルボード)などのビーチアクティビティにはうってつけ。料金は75分で90ドル(税抜)~です。
サーフィンはハワイの伝統スポーツだし、このビーチでサーフィンをはじめて体験するのは、大昔から「ハワイ旅行の定番」なんだよ。古い記録だと、19世紀の人気作家マーク・トウェインが旅行記にワイキキでのサーフィン体験談を書いているんだ。ハワイの波とぜひ遊んでみて!
アウトリガー・カヌー・サーフィン
サーフィンより危険が少なく、なおかつ安心して波乗りを楽しめるのが、ハワイ発祥のアウトリガー(カヌー)です。こちらもワイキキビーチならではのアクティビティです。5歳以上のお子さまから乗船できるので、ファミリーに人気です。
料金は、30~60分の利用でおひとり35ドル(税抜)です。
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