ハワイの玄関口となる空港は、オアフ島ホノルルにあるダニエル・K・イノウエ国際空港です。
この記事では、空港からホテルやコンドミニアムが集まるワイキキエリアまでのアクセス方法を7つご紹介します。次のハワイ旅行で空港からホテルまでの移動をご自身で手配してみようという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
【比較一覧】ダニエル・K・イノウエ国際空港からワイキキまで
ダニエル・K・イノウエ国際空港からホテルまではおよそ14キロメートル。移動時間は、利用する交通手段によって異なります。
7つのアクセス方法のうち、おすすめは空港送迎シャトルバスとライドシェアの2つ。そのほかは、旅行の慣れ・不慣れによっておすすめ度が異なります。
おすすめ度 | 交通手段 | 費用(目安) | 移動時間 (片道) |
---|---|---|---|
◎ | 空港送迎シャトルバス | 23ドル前後 (1人分) |
30〜50分 |
◎ | ライドシェア(Uber、Lyft等) | 28ドル前後(1台) | 20分 |
⚪︎ | タクシー | 42ドル前後(1台) | 20分 |
⚪︎ | リムジン | 95ドル前後(1台) | 20分 |
⚪︎ | レンタカー | 80~150ドル (1台24時間レンタルした場合) |
20分 |
⚪︎ | カーシェアリング | 40ドル〜 (1台1日レンタルした場合) |
20分 |
△ | 公共バスのルート20 | 3ドル(1人分) | 75分 |
※ 各交通手段(公共バスを除く)の費用は2024年4月現在の相場をまとめたものです。時期によって変動することもあるので、目安値として参考にしてください。
定番の「空港送迎シャトルバス」
空港送迎シャトルバスの料金は運営する会社によって違いがありますが、空港からワイキキエリアまでの平均的な価格は23ドル前後です(片道・大人1名/税込)。復路(ワイキキから空港)は、それより数ドル安く設定されています。
乗車時間は30〜50分ほど。シャトルバスは、空港を出発しワイキキエリアに入ると、主要ホテルを順番にまわります。乗車時間は、お泊まりになるホテルの停車順によって異なります。
帰国日のホテルへのお迎え時間は、フライト出発時間の3時間半前としている会社がほとんどなので、早朝のフライトの場合は集合時間も早くなります。
空港シャトルバスでのチップは、ドライバーが荷物の積み降ろしを手伝ってくれた場合、1点につき2ドル程度(2024年現在の標準的な金額です)。事前にドル紙幣を準備しておき、荷物を受け取った後に渡しましょう。
シャトルバスの予約と支払いは渡航前に完了しておくと安心です。以下は、シャトルバスを運営する代表的な3社です。
【代表的なシャトルバス3社】
・公式サイト「Roberts Hawaii : Airport Transfer Services」
・公式サイト「SpeediShuttle」
・公式サイト「Fly Shuttle & Tours」
おすすめは、Roberts Hawaii(ロバーツハワイ)の空港送迎シャトルバス。大手のツアー催行会社で日本からの旅行者に人気です。トラブルもほとんどないと定評があります。「楽天トラベル観光体験」でのご予約が便利ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【空港送迎予約】ダニエル・K・イノウエ 国際空港(HNL)~ホノルル市内(ワイキキ・カハラ地区)<エアポートシャトル>
荷物はお1人様2個まで無料。
料金はチップ込みなので、現金のやり取りがなくて安心!
日本からの国際線、ハワイ州内、アメリカ本土からの国内線をご利用の方もお申込みいただけます。
利用者急増中の「ライドシェア(Uber、Lyft)」
ライドシェアは、「Uber」や「Lyft」などのことで、空港からワイキキエリアのホテルまでは1台26〜30ドル程度(片道/諸税・チップを含む)で行くことができます。
1名で利用すると空港送迎シャトルバスより割高ですが、2〜3人で利用すればリーズナブル。また、移動時間が20分と最短なので、タイムパフォーマンスを大切にしたい方にはとくにおすすめです。乗り場は出発ロビー階(2階)にあります。
ちなみに、ライドシェアの料金は変動制(閑散タイムがリーズナブル、需要が増えると上昇)ですが、日本からの便が離発着する午前中の時間帯はそれほど混雑していないので、上述の価格帯で利用できることが多いです。
下記の記事でライドシェアの利用方法を詳しくご紹介していますので、あわせてチェックしてみてださいね。
定額制の「タクシー」
タクシーはライドシェアより割高ですが、プロのドライバーが運転する点で安心。コストより旅行中の安全性を最優先したい方には、タクシーがおすすめです。
ダニエル・K・イノウエ国際空港のタクシー乗り場は、バゲージクレーム(荷物受取所)を出て、道路を1本渡った路側帯にあります。近くに、「TAXI DISPATCHER」と書かれた黄色いシャツを着たスタッフがいるので、声をかけて配車してもらいましょう。
ただ、到着便が集中する時間帯は、利用者が多くなることもあるので、事前に予約しておくのがおすすめ。ワイキキエリアまでは定額料金にて利用できます。
タクシー会社は複数ありますが、日本人旅行者に人気のあるのは「チャーリーズ・タクシー」。
チャーリーズ・タクシーの空港送迎定額料金は33ドル(2023年12月現在)。お支払時は、この料金以外に諸税(州税4.712%、空港使用税7%)が加算され、さらにチップ(15〜18%程度)が必要となるので、合計43ドル前後になります。公式サイトで事前予約が可能です。
当日、空港から予約済みのチャーリーズ・タクシーに乗るには、到着したことをドライバーに知らせる必要があります。方法は下記のステップで。
1. バゲージクレーム(荷物受取所)を出たら、チャーリーズ・タクシーのポータルサイトにて予約番号、電話番号等を入力し、送信。
2. 送信後、タクシー乗車場所の案内があるので、案内された乗り場まで移動。
3. 予約済みタクシーに乗車。
すこし手間ではありますが、ダニエル・K・イノウエ国際空港において、予約済タクシーは到着ロビー付近で待機できない決まりがあるため、こうしたステップが必要となります。
到着の連絡は、電話(日本語専用あり)でも可能です。
【公式サイト:チャーリーズタクシー】
・「空港送迎定額料金」
・「空港到着ポータル」
実は高くないハワイの「リムジン」
ハワイのリムジンは、4人で乗車すれば一人あたり24ドル前後で利用できます。スーツケースの積み込みが上限4つまでですが、定員は6名なので小さなお子さま連れのファミリーにもおすすめです。
【空港送迎予約】ワイキキ・カハラ・コオリナ地区ホテル → ホノルル空港<専用リムジン/片道/ハワイ オアフ島>
憧れのリムジンにも乗れる!
小さいお子様連れでも気兼ねなくお過ごしいただけます。
リムジンの最大定員は幼児を含めて6名様までです。
スーツケース(ゴルフバッグ含める)は最大4個まで積載可能です。
料金はチップ込みなので、現金のやり取りがなくて安心!
自由度No.1「レンタカー」
滞在中、好きなところへ好きな時間に行きたい旅行者に人気なのがレンタカーの利用。ダニエル・K・イノウエ国際空港にはレンタカー専門の建物があり、上記の画像のように主要レンタカー会社のほとんどがそろっています。
レンタル料金の価格帯は1日$80~150ほど(2023年12月現在)。以前は現地のレンタカー会社に直接予約する方が割安でしたが、コロナ禍以降は日本の旅行代理店を通して手配すると割安なこともあるので、事前にリサーチしてみましょう。
レンタカーを1日以上利用する場合は、駐車場の確保も必要。
ホテル併設の駐車場は1泊30〜50ドルのことが多いですが、無料で利用できるホテルも少数ながらあります。(「星野リゾート サーフジャック ハワイ」など。)エアビー(Airbnb)などのバケーションレンタルも無料で駐車場を提供してくれることがあるので、駐車料を節約したい方は滞在先にこだわってみるといいかも。
ちなみに、近年はレンタカーよりも、次にご紹介するカーシェアリングの利用に人気が集まっています。レンタカーよりも割安にもかかわらず、手続きや料金体系もわかりやすいのでおすすめ。
アプリひとつでレンタル可能な「カーシェアリング」
カーシェアリングは、レンタカーと比べて手続きの煩雑さがなく、コスト面でも割安。ハワイでは、「Turo(トゥロ)」や「Hui(フーイ)」などのアプリひとつでレンタルできるカーシェアサービスが充実。米国本土からの旅行者や旅慣れた方のあいだでは定番となっています。
カーシェアリングはコスパと利便性が良いですが、登録や利用時のサポートが英語のみという点で万人向けではありません。
以下にTuroとHuiの概要をご紹介します。
Turo
Turoの最大の特徴は、専用アプリを通して、車の持ち主から直接レンタルできる点。ニーズに応じた車の選択や保険の適用、料金の支払いなどアプリを介して行えます。レンタル料金の最安値は、25ドル程度(1日)なので、コスパも◎。
鍵の受け渡しや車のピックアップ・返却場所の確認などは持ち主と直接行うため、英語でのコミュニケーションが必要となります。ただ、ハワイでは日本語のできるローカルも多いので、探してみる価値はあるかも。
【関連・参考サイト】
・公式サイト「Turo」
Hui
「Hui」は時間単位でレンタルできるカーシェアリング。利用料金にはガソリン代や保険料も含まれるなど、シンプルで分かりやすいのが特徴。
料金は1時間で18.50ドル(11時間以上24時間以内の場合は132ドル)。車はレンタルした場所へ返却しなければならないので、空港でレンタルする場合はそれがネック。
(料金には、2024年1月10日から値上げされたハワイ州自動車税の6.5ドルが含まれています。)
空港でHuiの車を借りられるスポットは、到着ロビーから徒歩15分ほどの場所にある「エアポート・トレード・センター」敷地内です。
Huiの登録はアプリで。電話番号や免許証の画像が必要となります。国外免許証はなくてもOK。
登録時、本人確認のための認証コードがSMSにて送られてきますが、日本の通信会社によっては、海外からのSMSを受信できないこともあります。
その場合は、「Nextplus」「Hushed」等のアプリにて米国の電話番号を入手するといいでしょう。
【関連・参考サイト】
公式サイト「Car Rental at Airport Trade Center in Airport」
公共バス「TheBus」
最後にご紹介するのは公共バスの「TheBus」。
スーツケースなどの大きな荷物の持ち込みが禁じられているため、おすすめ度はかなり低いですが、膝の上に乗せられるサイズ感のバッグであれば持ち込みOKなので、条件の合う方はぜひチェックしてみてください。
空港からワイキキエリアまでは、ルート20を利用して75分ほど。乗車料金は一律3ドルです。乗り場は出発ロビー階(2階)にあります。
公共バスについては、下記の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてみてくださいね。
知っていると便利! 空港のフリーWiFiスポット
ダニエル・K・イノウエ国際空港到着後、空港のフリーWiFiを利用したい場合は、「Boingo Wireless」を使いましょう。
「Boingo Wireless」の電波が拾えるスポットは、バゲージクレーム(荷物受取所:6~11、16~31)を出たところにあります。
詳しくは、下記の記事をチェックしてみてね!
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