毎年3月の上旬に開催されるアジアとハワイの文化交流イベント「ホノルル・フェスティバル(Honolulu Festival)」をご紹介します。
目次
ホノルル・フェスティバルとは
ホノルル・フェスティバルはアジアとハワイの国際交流イベントで、毎年3月上旬の金曜日から日曜日までの3日間開催されます。映画祭やステージパフォーマンス、縁日、パレードなどバラエティに富んだプログラムが準備されており、観光客も楽しむことができます。
ホノルル・フェスティバルがスタートしたのは、1995年。当初は、日本とハワイの交流イベントとして出発しました。そのため、現在でも参加団体は日本の文化グループ、サークル、学校が多いようです。
ハワイからの参加団体は、日本にルーツのある文化グループだけでなく、中国、台湾、フィリピンなど多様性にあふれています。多様性といえば、近年はカナダ、アラスカ、オーストラリア、韓国、ポーランド、ブラジル、ペルーなど、日本とハワイ以外からの参加国も増えているようです。
ホノルル・フェスティバルの見どころ
ホノルル・フェスティバルの会場となるのは、ハワイ・コンベンションセンターのほか、ワイキキやアラモアナセンターなど複数あります。以下に、人気イベントをご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
映画祭
ホノルル・フェスティバルでは、開催2日目と3日目に映画祭を開催します。毎年複数の作品が選ばれ、ハワイ・コンベンションセンターで上映されます。入場は無料です。
これまで上映作品に選ばれたのは、『リズと青い鳥』や『ミックス』、『勝手にふるえてろ』、『洗骨』、『モリのいる場所』、『テルマエ・ロマエ』、『バンクーバーの朝日』など話題作ばかりです。
最新のプログラムや上映時間等については公式サイトにてご確認ください。
ステージパフォーマンス
ホノルル・フェスティバルに参加する文化グループの発表の場となるのがステージパフォーマンス。
開催2日目と3日目に、ハワイ・コンベンション・センターやアラモアナセンター、ワイキキ・ビーチ・ウォーク、DFSギャラリアに設置されたステージで、各グループがパフォーマンスを披露します。ジャンルはフラ、和太鼓、チア、ゴスペル、ウクレレ、ダンスなどさまざまです。
プログラムや開催場所・時間等の詳細情報については公式サイトにてご確認ください。
クラフトフェア、縁日コーナー、フードコーナー
メイン会場のコンベンションセンターでは、日本各地の伝統工芸や食品のブースが多数並びます。デモンストレーションやワークショップもあり、日本文化を多くの人々に知ってもらう機会を提供しています。
縁日コーナーでは、ヨーヨー釣り、射的など日本ではおなじみのアクティビティもあります。
開催時間は、2日目は午前10時から午後6時まで、3日目は午前10時から午後3時までです。
アロハ・ダンス・コンベンション
2014年からスタートした「アロハ・ダンス・コンベンション」は、JTBが主催するダンスのコンペティション。毎年、ハワイと日本から10以上のチームが参加し、優勝を目指して競います。
コンペティションが開催されるのは、フェスティバル2日目の夕方です。会場はハワイ・コンベンションセンター内の特設ステージです。入場無料です。
もし、ダンスにご興味があれば、日中に開催される「アロハ ・ダンス・ コンベンションワークショップ」もおすすめです。このワークショップは、プロ講師による無料のダンスレッスンで、どなたでも参加できます。開催日はフェスティバル2日目、会場はハワイ・コンベンションセンターになります。
アロハ・ダンス・コンベンション、ワークショップの開催時間など詳細情報については公式サイトにてご確認ください。
グランドパレード
グランドパレードは、ホノルル・フェスティバルのフィナーレとなる大イベント。最終日(3日目)の夕方から日没後まで、ワイキキのメインストリートであるカラカウア・アベニューを国際色豊かなパレードが通過します。
日本の伝統的なお祭りに登場する山車やお神輿も参加しているので、ぜひ注目してみてくださいね。
長岡花火
グランドパレードのあと、ホノルル・フェスティバルのラストを飾るのが、ワイキキビーチで打ち上げられる「長岡花火」です。
長岡花火は、ホノルル市と姉妹都市関係にある新潟県長岡市の伝統文化。日本国内で三大花火大会のひとつともいわれています。長岡で行われている現在の花火大会が慰霊と平和を祈願していることから、ホノルル・フェスティバルでも同様の祈りが込められています。
ホノルル・フェスティバル基本情報
ホノルル・フェスティバルの基本情報です。
開催日 | 3月の上旬(例年、10日前後の金曜日から日曜日までの3日間) |
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開催場所 | ハワイ・コンベンションセンター他 |
公式サイト | ホノルル・フェスティバル |
公式Facebook | |
公式Instagram | |
公式Twitter |
ハワイ・コンベンションセンターへの行き方
ハワイ・コンベンションセンターは、国際会議や展覧会などの会場となる大きな建物です。
ワイキキ中心地(T Galleria by DFS)からおよそ1.5km、徒歩で20分ほどの場所にあります。アラモアナセンターからだと約1km、徒歩で15分ほどなので、ワイキキ中心地から向かうよりは若干近いです。
コンベンションセンター付近にトロリーのストップポイントはないので、徒歩以外で行く場合はタクシー・Uber、公共バスを利用しましょう。
ワイキキ中心地(T Galleria By DFS)からハワイ・コンベンションセンターまでの地図
ワイキキエリアとハワイ・コンベンションセンター間を公共バスで移動する場合は、TheBusの「2」もしくは「13」をご利用ください。
ハワイ・コンベンションセンター付近のバス停は、「Kalakaua Ave + Kapiolani Bl」もしくは「Kapiolani Bl + Kalakaua Ave」です。
ワイキキエリアのバス停は、クヒオ通りに複数あります。お近くのバス停をご利用ください。
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