ワイアホレ・ポイ・ファクトリーは伝統的なハワイアンフードのテイクアウト専門店です。
以前よりローカルの人々に人気のお店でしたが、2022年に会員制動画配信サービスのNetflixが制作する「ストリート・グルメを求めて:アメリカ」のエピソード5に登場したこともあり、より多くの人がお店に足を運ぶようになりました。
お店はオアフ島の東海岸側の町、カネオヘにあります。ワイキキエリアからアクセスするにはレンタカーやカーシェアサービスを利用するのがおすすめですが、公共バスでも行くことができます。
このページでは、ワイアホレ・ポイ・ファクトリーの人気メニューやお店への行き方、おすすめのピクニックスポットをご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ハワイアンフードの食べ方とおすすめ7店
目次
ワイアホレ・ポイ・ファクトリーのハワイアンフード紹介
ワイアホレ・ポイ・ファクトリーのハワイアンフードの種類は8種類。手作りのポイ、カルアピッグ、ラウラウ、スクイッド・ルアウ、ビーフ・ルアウ、チキン・ロングライス、ロミサーモン、ハウピアがあります。
以下に各お料理を簡単にご紹介するので、オーダー時の参考にしてみてください。
- ポイ
- 蒸したタロイモをすりつぶしてペースト状にした食べ物で、古代ハワイアンの主食だったもの。ワイアホレ・ポイ・ファクトリーのポイはフレッシュなので初めての方にもトライしやすいはず。
- カルアピッグ、ラウラウ
- カルアピッグとラウラウは、ともにお肉をバナナの葉やティーリーフで包みスモークしたもので、ハイアンフードのメインディッシュになるお料理です。
カルアピッグは、時間をかけて燻すので柔らかくてジューシー。ラウラウは、豚肉をタロイモの葉で包んでから、ティリーフを使ってスモークします。タロイモの葉はほうれん草に似た食感。ティリーフは提供時に外されているので、タロイモの葉に包まれたお肉をフォークでくずしながらお召し上がりください。
- スクイッド・ルアウ、ビーフ・ルアウ
- 蒸したタロイモの葉とココナッツミルクの煮込み料理で、具材にイカを入れたものが「スクイッド・ルアル」、牛肉を入れたものが「ビーフ・ルアウ」です。コクがあって風味豊かな味わいです。
- チキン・ロングライス
- チキン・ロングライスは、鶏がらスープにヌードル(太めの春雨)を入れたお料理です。アジア圏の食文化が流入したものなので、日本人にもなじみのある味つけです。
- ロミサーモン
- 塩漬けのサーモンとトマト、玉ねぎをあえたもので、メインディッシュを引き立たせるサイドメニューです。
- ハウピア
- ココナッツミルクのプリンのデザートです。見た目はお豆腐やババロアに似ています。
ハワイアンフードの食べ方など詳細については「ハワイアンフードの食べ方とおすすめ7店」の記事でご紹介しているので、もしよかったらチェックしてみてくださいね。
ワイアホレ・ポイ・ファクトリーの人気メニューとおすすめ
お店の人気メニューとおすすめをご紹介します。
【関連・参考サイト】
公式サイト「Waiahole Poi Factory: Menu」
カルアポークとラウラウのコンボプレート
人気があるのは、カルアポークとラウラウのコンボプレートです。お肉+お肉の組み合わせなので、スタミナをつけたいときにピッタリ。
「お肉2品は多いなかな」という場合はカルアポーク & スクイッド・ルアウまたはラウラウ & スクイッド・ルアウがおすすめ。
コンボプレートは、お好きな料理を2品選んで自由に組み合わせることもできます。
どのプレートにも、ロミサーモンとハウピアが付きます。ポイのかわりにライスにすることも可能です。
ひととおりのお料理を楽しめる「カナカ・ヌイ」
ハワイアンフードが初めてなら、ひととおりのお料理を楽しめる「カナカ・ヌイ(Kanaka Nui)」がおすすめです。
こちらのプレートでは、スクイッド・ルアウまたはビーフ・ルアウのいずれかを選択。コンボプレート同様、ポイのかわりにライスをオーダーすることもできます。量が多いので、二人でシェアするのもいいかも。
デザートの「スウィート・レディ・オブ・ワイアホレ」はマスト
もし甘いものがお好きなら、あたたかいクロロの上にハウピアのアイスが乗った「スウィート・レディ・オブ・ワイアホレ(Sweet Lady of Waiahole)」もトライしてみてください。こちらはお店の名物デザートで、ほとんどのお客さんが注文するほど人気です。アイスはプラス2ドルでダブルにもできます(下画像)。
クロロとはハウピアに次ぐ定番のデザートで、すり潰したタロイモとココナッツミルク、黒糖を混ぜ合わせて蒸したものです。もちもちとした食感で、和菓子に似ています。
あたたかいクロロとハウピアアイスのコンビは、ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト!
お店の基本情報
ワイアホレ・ポイ・ファクトリーの基本情報です。
名称 | ワイアホレ・ポイ・ファクトリー(Waiahole Poi Factory) |
---|---|
住所 | 48-140 Kamehameha Highway, Kaneohe, Hawaii 96744 |
電話 | 808-239-2222 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
駐車場 | ワイアホレ・バレー・ロード側に入口があります。 |
公式サイト・SNS | 公式サイト「Waiahole Poi Factory」 公式Facebook 公式Instagram |
ワイキキ中心地からお店までの地図
ワイキキ中心地からお店までの地図です。
お店への行き方
ワイキキエリアからカネオヘまではレンタカーやカーシェアなどを利用して行くのがおすすめです。
それ以外では、公共バスでのアクセスも可能です。車より時間がかかりますが、お店の前にバス停があるので迷わずに行くことができるでしょう。
レンタカー、カーシェア
ワイキキ中心地(ロイヤル・ハワイアン・センター)からワイアホレ・ポイ・ファクトリーまでは約30km、50分ほどの道のりです。
ワイアホレ・ポイ・ファクトリーの駐車所と注意点
お店の駐車所入口は、カメハメハ・ハイウェイからワイアホレ・バレー・ロードに入ったところにあります。お昼時は混雑することが多いですが、デザートだけの購入でも、可能なかぎり駐車場をご利用になることをおすすめします。
近年、お店の周辺に停めた車が地域の安全や住環境に弊害をもたらしており、ローカルニュースでも取り上げられるなど問題となっています。
お店側も駐車場を拡張するなど改善に向けて取り組んでいるとのことなので、そうした事情を含みつつ駐車スペースを確保するようにしましょう。
やむをえず路上駐車をする場合は、見通しのよい場所を選び、とくに切り返しやUターンの際に周囲の植え込みや植物などを傷つけないように注意を払いましょう。
公共バス(The Bus)
公共バスでワイキキからワイアホレ・ポイ・ファクトリーへ行く場合は、アラモアナセンターで乗り換えが必要となります。
ワイキキエリアからアラモアナセンターまでは、「8」、「20」、「23」、「42」、「E」などで行くことができます。
アラモアナセンターからワイアホレ・ポイ・ファクトリーまでは、ルート「60」にご乗車ください。所要時間は、乗り換え時間などを含めると1時間30分ほどかかります。
ワイアホレ・ポイ・ファクトリーの最寄りバス停は、お店の正面にある「Kamehameha Hwy + Opp Waiahole Valley」です。
復路(ホノルル方面)のバス停は、カメハメハ・ハイウェイをお店から50mほど戻ったところにあります。バス停のサインは電柱に貼られているだけなので(下画像:白い橋の手前)、お見落としなく!
ここで食べよう! おすすめのピクニックスポット
以前は、ワイアホレ・ポイ・ファクトリーの店舗前にイートインスペースがあったのですが、コロナ禍以降は設置されていないことが多いようです。
せっかくおいしいハワイアンフードを楽しむなら、ハワイらしい場所で食べたいですよね。以下に、ピクニックができる3つの公園をご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
ワイアホレ・ビーチパーク
お店から歩徒2~3分ほどの場所にあります。バス停も近いので、ご飯を食べながら次のバスが来るのを待つといいかも。
公園前の海は泥で濁っているので遊泳には不向きですが、岸からハワイらしい自然の景観が楽しめます。山肌が美しいコオラウ山脈や沖合に浮かぶチャイナマンズハット島を見ながら楽しいランチタイムを! 敷物やお手ふき、要持参です。
クアロア・リージョナル・パーク
クアロア・リージョナル・パーク(Kualoa Regional Park)は、ピクニックテーブルやトイレもあるので、ランチには最適の公園。夏季と週末にはライフガードも常駐しています。近隣にはクアロア・ランチやモリイ・フィッシュポンドがあり、エリア一帯が古代ハワイアンにとって神聖な場所だったと伝えられています。お店から公園までの距離は約8km。車で10分、公共バスだと20分ほど。
ヘエイア州立公園
ヘエイア州立公園(He’eia State Park)は、カネオヘ湾に面した半島にあります。敷地内にはギフトショップやバンケットホール、ウォーキングコースなどもあります。整備が行き届いているので、こちらもピクニックに最適。
場所は、上述のクアロアとは逆方向にあり、お店からは約8km弱ほど。車で10分、公共バスだと15分ほどです。
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